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小赤という金魚は和金の別名です(小赤₌和金)
小赤という金魚は和金という金魚の別名です。サイズが小さい和金のことを指すことが多く、夜店の金魚すくいの金魚として卸売から販売される際や動物の生餌用の金魚として販売される際に「小赤」と呼ばれることが多いです。ホームセンターやペットショップなどで観賞用の金魚として売られる際は「和金」と一般的に呼ばれています。またの名を「姉金」とも呼びます。和金は海外ではCommon goldfish(コモンゴールドフィッシュ)と呼ばれています。意味は金魚の基本形という意味です。
小赤(和金)の特徴
小赤(和金)は金魚の元祖です。体形やひれの形状も先祖であるフナに非常によく似ていて流線型の魚体が特徴です。夜店の金魚すくいでは体長が2~3cmの小赤が使われています。家の水槽でも上手に育てれば体長は20cm近くなることもあります。また、大変泳ぐのが上手です。原形のフナと同じく素早く水槽中を泳ぎます。前述しましたが、動物や亀、大型の肉食魚などの生餌としても利用されます。通販やペットショップでは餌用としてまとめて売られています。
小赤の体色は?
基本は赤色です。ですが、色々な体色の小赤がいます。中には紅白の体色や茶和金、黒和金と呼ばれる個性的な体色も出現します。その中でも紅白で三つ尾の和金は高値で取引されています。
小赤(和金)の飼い方
小赤の飼育は比較的簡単です。夜店の金魚すくいでもらってきた小赤も、正しい金魚の飼育方法通りに買えば長生きさせることが可能でしょう。エアレーションと定期的な水替えは必要です。エアレーションとは水中にポンプや水流で空気を送り、水中に酸素を溶け込ませ、金魚が鰓(エラ)から酸素を取り込むために必要なものです。主に、エアーポンプや濾過器を用いてエアレーションします。
他の金魚とも一緒に飼える?
小赤(和金)を他の種類の金魚と一緒に飼うのは注意が必要です。大変泳ぎが素早く、また攻撃的な性格をもっているためおとなしい性格の金魚を一緒に飼育すると追いかけまわしたりして、ストレスを与えることがあります。また、大きな個体の和金と小さな和金を一緒に飼うと大きな和金が小さい和金をいじめることがあります。小赤を多数飼う際は同程度の大きさのものを飼うようにしましょう。また別種類の金魚を飼う際は大きめの水槽に少なめに飼ったり、水草や流木などでおとなしい金魚の隠れ場所を作る工夫が必要です。
小赤(和金)の値段は?
一般的な観賞用や生き餌用の小赤は各地で大量生産されています。そのため、数10円~100円程度で購入することが出来ます。しかし、小赤(和金)は突然変異で基本の赤以外の体色を持つ小赤もいて、珍しい個体は数100円と高価に取引される個体もあります。
小赤の特徴、飼い方まとめ
和金の別名。小赤。金魚の基本形でもあるため丈夫で飼育は簡単です。夜店の小赤でも長生きさせることが可能です。夜店の金魚が長生きしないというのは都市伝説です。それは、夜店に出ている間に弱っていたり、移動の際に弱ってしまうことが多いからです。夜店の金魚すくいの小赤も金魚屋さんで売られている和金も同じ種類です。どちらも上手な金魚飼育を心がければ長生きします。しかし、その分大きく成長することもあり、金魚水槽の大きさや数には注意が必要です。狭い水槽で多数飼うとその攻撃的な性格から弱い個体にダメージを与えることもあります。
流線型で和風な体系の小赤はとてもかわいらしく、愛らしい種類の金魚です。夜店の金魚の中にも高価に取引される個性的な小赤が混ざっていることもあります。ぜひ、上手に飼って長生きさせてください。
僕たちの金魚。編集部
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